EC-CUBE3.0の案件があったため、その覚書をついでに記載しておきます。

• デザインカスタマイズ方法

デフォルトページ

/src/Eccube/Resource/template/defaut/

この階層にデフォルトのページが格納されている

カスタマイズする場合は、この中身を/app/template/default/にコピーしてから作業を行います

※また自作のプラグインを作った場合は、/app/plugin/プラグイン名/Resource/templeate/プラグインのテンプレートに格納することを推奨しています。

• Twigの記述方法

Twigは、{{と}}に囲まれた個所で変数の出力や関数を実行することができます。

・ページの紹介文をTwigを利用して記述する場合は以下です。

<meta name=”description” content=”{{PageLayout.description}}”>

・ブロックblock.twigを呼び出す場合、

{{include(“block.twig”,{“Blocks”:PageLayout.Header}) }}

・また{%　と %}で囲んだ部分でifやforの制御構文を実行します。

例）もしPageLayout.Headが存在する場合はblock.twingを読み込みする場合

{% if PageLayout.Head %}

{# ▼上ナビ #}・・コメント記述方法

{{include(“block.twig”,{“Blocks”:PageLayout.Head}) }}

{% endif %}

例２）Blocks変数で与えられたブロックを１つずつBlockという変数に入れて処理する

{% for Block in Blocks %}

<!?▼ {{ Block.name }} a

{% if Block.logic_flg %}

{{ render(path(“block_” ~ Block.file_name)) }}

{% else %}

{# 省略 #}

{% endfor %}

・変数の出力方法

<img src=”{{ app.config.front_urlpath}}/img/top/mv01.jpg”>

これはPHP側で $app[“config”][“front_urlpath”]に格納されている値と同じです。

Twing_EnvironmentクラスのaddGlobalメソッドで追加された値も利用可能です。

Application.phpの$BaseInfoには店名（shop_name）などの情報が格納されています。

$app[“twig”]->addGlobal(“BaseInfo”,$BaseInfo);

これをTwigで使う場合は、

{{ BaseInfo.shop_name }}

Application.phpでの初期化処理はすべてページ処理に共通した処理ですが、各ページやブロック毎にコントローラで渡される値も存在します。　この値はApplicationクラスのrenderメソッドで渡されます。

ProductController.php

return $app->render(“Product/detail.twig”,array(

“ttile” =>$this->ttile,

“subtitle”=>$Product->getName();

“form”=>$form->createView(),

“Product”=>$Product,

“is_favorite”=>$is_favorite,

));

Product\detail.twig

<li> {{ Product.name }} </li>

• Twigファイルの継承

Twigには継承という仕組みがあります。ECCUBE３でいうと各ページのTwigファイルに記述されている以下のコードが継承の部分にあたります。

{% extends “default_frame.twing” %}

このコードによって各ページのTwigファイルはヘッダー、フッター、ブロックなどｗ含むフレームを表示することができます。Default_frame.twingには以下の記述があります。

{# 省略 #}

<div id=”main_middle”>

<% block main %}{% endblock %}

</div>

{# 省略 #}

• ECCUBEのフォルダについて

app・・キャッシュファイル、ログファイルなど

html・・TemplateフォルダにJsやCSSファイルなどが格納される　user_data、.htaccessもここ

src/eccube・・ここで機能のカスタマイズを行う

vender・・SilexやTwigのソースを格納　ここはいじらない

• データベースへの接続情報

app/config/eccube/datebase.ymlに記述

EntityとRepository

データベースの各テーブルはEntityとして扱います。 /src/Eccube/Entityフォルダ

EntitiyはRepositoryと呼ばれる補助用クラスを経由して利用されます。

$Other=$app[“orm.em”]->getRepository(“Eccube\Entity\BlockPosition”)

->findBy(array(

“anywhere” =>1,

“block_id”=>$data[“id”,$i],

));

Eccubeでよく利用するテーブルのRepositoryはEccubeServiceProviderクラスでまとめてApplicationクラスに保持しています。

• キャッシュのクリア

/app/cache/twig　内のファイルを削除します。

• 定数について

ymlファイルに定義された定数

mtb_という文字から始まるデータベーステーブル

root: /

admin_dir : admin/

というように：で区切って定数が指定されています。ymlファイルの場所

./src/Eccube/Resource/config

./app/config/eccube

なお、Applicationクラスで定数を読み込んでいます。

• デバッグの実行方法

/index_dev.phpを追加することで可能です。

/products/list?category_id=2　をデバッグする場合は以下のように足してURLを実行します。

/index_dev.php/products/list?category_id=2

※デバッグエラーは/html/index_dev.phpのallow=array() 内にデバッグしたいサーバーのIPアドレスを追加

• ログファイルのチェック

app/logフォルダ