Excel ピボットテーブル:個数と平均を追加する|Excel講座(エクセル)
2021年5月28日エクセルでピボットテーブルを利用し、すでに表示されている月別売上合計に、個数と、平均を追加して表示させてみましょう。ピボットテーブル機能を利用すれば、関数を使用することなく表を作成することができます。
お持ちのパソコンにエクセルが入っている場合はここからデータをダウンロードし練習してみましょう。(Excel2016使用です。それ以外は表記が違う場合があります。)
それでは、やってみましょう。
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下の図は、合計金額が表示されたピボットテーブルです。行ラベルに納品月が表示されています。
今回は、このデータと同時に、売上件数と、1件あたりの平均売上額を表示させてみたいと思います。
1.売上件数の表示
月別売上件数を表示させてみましょう。図(赤枠上)にある[合計金額] の文字を 値 欄までドラッグします。 [合計/合計2] と表示されます。
ピボットテーブルの方を見ると、同じ合計金額が2列に表示されています。
これから、右側の列を [個数] に変更していきます。
値 欄にある [合計/合計金額2] をクリックすると選択リストが現れます。[値フィールドの設定] を選択します。
出てきた画面の [集計方法]より[個数] を選択し[OK] をクリック。
1か月ごとの売上件数、および件数の総計が入力されました。
2.1件あたりの月別売上平均金額の表示
1件あたりの月別売上平均金額を表示させてみましょう。
下の図の[合計金額] の文字を値 欄にドラッグします。[合計/合計金額2] と出ました。
値 欄の、[合計/合計金額2] をクリックし、でてきた選択リストから [値フィールドの設定] をクリックします。
ピボットテーブルを見ると、合計金額の列が2つ(B列とD列)あるのがわかります。D列の方を[平均]に変更します。[集計方法] より、[平均] を選択します。整数表示させたい場合は、[表示形式] をクリックします。(整数表示の必要がなければここで [OK] をクリックします。)
出てきた画面の [表示形式] より[数値] を選択し、小数点以下の桁数が0となっている状態で [OK] をクリックします。
再び出てきた画面で[OK] をクリック。
1件あたりの平均売上が表示されました。