Excel ROUND関数の利用:千円未満四捨五入|エクセル講座(エクセル)
2021年5月28日ROUND関数を利用し、四捨五入をする設定をしてみましょう。
ここでは、小計欄の数値を千円未満四捨五入する設定をしてみます。
お持ちのパソコンにエクセルが入っている場合は、ここから下の図にあるデータをダウンロードして練習することができます。
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1.F13にE13 を千円未満四捨五入した値を入力する設定をする
下の図を見て下さい。山田さんの小計欄は、908,405となっています。これを千円未満四捨五入する設定をしたいと思います。では、やってみましょう。
F13を指定した状態で、関数の挿入ボタンをクリックします。
出てきた画面の [関数の分類] から、[数学/三角] を選択し、さらに[関数名] ROUND を選択、[OK] をクリックします。
次に出てきた画面に、以下のように入力します。
数値:ワークシートのセルE13をクリックすると、数値欄にE13と入力されます。
桁数 :ここでは、-3 と入力し、[OK] をクリックします。(この -3 については、後から説明します。このページの終りの方にある青い字の文章を参照してください。)
2.連続コピー
F13に概算が入力できたので、F20まで連続コピーしていきましょう。
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千円未満四捨五入する場合は、桁数の欄に、-3 と入力しましたね。
百円未満四捨五入する場合:桁数の欄が -2
十円未満四捨五入する場合:桁数の欄が -1
整数未満四捨五入する場合:桁数の欄が 0
少数第1位未満四捨五入する場合:桁数の欄は 1
少数第2位未満四捨五入する場合:桁数の欄は 2
少数第3位未満四捨五入する場合:桁数の欄は 3
という要領で、求めます。