初心者のためのC言語入門講座第3単元
2023年10月24日
この単元では、コマンドラインよりgetchar()にて取得した値をもとにして、数値かどうか、また演算を行う作業をしています。
putchar()について1文字出力する処理と、EOFについての解説も行っています。
数値かどうかを判定する
getchar()にて取得した値が数値かどうかを判定するプログラムです。
●ソース1
#include
void main(){
int a;
a=getchar();
if(a>=48 && a<=57){ printf("入力したのは数字です");}else{ printf("入力したのは数字以外です"); }
}
演算(足し算)をgetcharで行う
●ソース2
#include <stdio.h>
void main(){
int a;
int b;
int kekka;
printf("1つめの数字を入力してください\n");
a=getchar()-48; //1文字格納 53-48=5
getchar(); //Enterキーを押したときに格納されるようにするためにカラのgetchar()を利用
printf("2つめの数字を入力してください\n");
b=getchar()-48; //1文字格納 51-48=3
kekka=a+b;
printf("合計した値は%dです",kekka);
}
putcharの利用
●ソース3
#include <stdio.h>
void main(){
char a; //-128~+127 までのコード 1文字
while( (a=getchar())!=EOF ){
putchar(a);
}
}
EOFとは
この単元の練習問題
問題1 以下のような実行例のプログラムを作成してください。
実行例)
>1つめの数字を入力
>8
>2つめの数字を入力
>5
>引き算の答えは3です
>1つめの数字を入力
>8
>2つめの数字を入力
>5
>引き算の答えは3です
問題2 以下のように、小文字の英字を、大文字に変換して表示するプログラムを作成してください。
実行例)
>1 文字入力してください。
>a
>大文字に変換するとAです
>1 文字入力してください。
>a
>大文字に変換するとAです