Excel VBA 基礎講座 第3単元
2024年10月30日ExcelVBA第3単元では、関数の作成とマクロからの実行方法を解説しています。
Excelには様々な関数が元々備わっていますが、自分でも作成し使うことが可能です。
よく使う計算式など作っておくと便利ですよね。
順番に関数の作り方から、マクロでの実行方法を見ていきましょう。
第3単元 1.関数の作成(円の面積)
関数の作成(円の面積)
●ソース
Function 円の面積(半径) //Functionは関数の意味、円の面積という関数を作成する
a=半径*半径*3.14 //変数aに円の面積の計算式(答え)を入れる
円の面積=a //”円の面積”にaの値を返す
End Function //終了
第3単元 2.関数の作成2(四角形の面積)
関数の作成2(四角形の面積)
●ソース
Function 四角形の面積(横,縦) //四角形の面積という関数を作成する
b=横*縦 //変数bに四角形の面積の答えを入れる
四角形の面積=b //”四角形の面積”にbの値を返す
End Function //終了
第3単元 3.マクロから関数を実行する1
マクロから関数を実行する1(足し算の関数を実行)
●ソース1
Function 足し算(x,y) //足し算という関数を作成する
a=x+y
足し算=a //変数 ”足し算” にx+yの計算式を入れる
End Function
●ソース2
Sub Lesson3( ) //Lesson3というマクロを作成する(マクロから足し算関数を実行する)
k=足し算(5,3) //足し算関数のxに5を入れ、yに3を入れて計算、答えを変数kに入れる
Msgbox k&”です” //メッセージボックスに8(足し算関数の答え)ですと表示させる
End Sub
第3単元 4.マクロから関数を実行する2
マクロから関数を実行する2(円の面積の関数を実行)
●ソース
(※第3単元 1.関数の作成(円の面積)のソースを一緒に使います)
Sub Lesson3( ) //Lesson3というマクロを作成する(マクロから円の面積の関数を実行)
k2=円の面積(5) //円の面積の関数(半径)に5を入れ、変数k2に答えを入れる
Msgbox ”円の面積は”&K2 //円の面積は78.5(円の面積関数の答え)というメッセージボックスを表示させる
End Sub
第3単元 5.InputBoxの利用
InputBoxの利用
●ソース
Sub Lesson3_2( )
a=InputBox(“セルA8に入力する値を指示してください”,”値の入力”)
//タイトルが”値の入力”の表記、”セルA8に入力する値を指示してください”と表示されたInputBoxに入力された値を、変数aに入れる
Range(“a8”).Value=a //セルA8に変数aの内容を入れる(表示する)
End Sub