Excel VBA 基礎講座 PDFの作成
2024年11月12日今回のExcelVBA基礎講座では、Excelで入力されたデータをPDFファイルとして保存するマクロを作成していきます。
選んだ必要なシートだけをPDFに書き出し保存することもできるため、応用していけると便利ですね。
PDFの作成 1.データの入力とマクロ有効ブックにて保存
PDFの作成 2.まとめて1つのPDFファイルとして保存する
PDFの作成 3.PDFファイルの確認
まとめて1つのPDFファイルとして保存する
PDFファイルの確認
●ソース
Sub sample1( )
Dim exPath As String //文字列を格納する変数を作成
exPath=ThisWorkbook.Path & “¥test1.pdf” //変数exPathにこのワークブックの保存場所と、”test1.pdf”の名前でPDFを保存する
ThisWorkbook.ExportAsFixedFormat _ //ExportAsFixedFormat (ブックを PDF または XPS 形式に発行するために使用するメソッド)※ _(半角スペース+アンダーバーで指示が下記に続く)
Type:=xlTypePDF, _ //ExcelタイプのPDFを指定
Filename:=exPath //ファイル名はexPathで指定
End Sub
PDFの作成 4.特定のファイルのみPDFに出力する
特定のファイルのみPDFに出力する
●ソース
Sub sample2( )
Dim exPath As String
exPath=ThisWorkbook.Path & “¥test2.pdf”
ThisWorkbook.Worksheets(”2”).ExportAsFixedFormat _
Type:=xlTypePDF, _
Filename:=exPath _
From:=1, _ //1ページ目から
To:=1, _ //1ページ目まで
OpenAfterPublish:=True //保存後PDFファイルを開く
End Sub
PDFの作成 5.シートごとにPDFファイルとして出力保存する
シートごとにPDFファイルとして出力保存する
●ソース
Sub sample3( )
Dim ws As Worksheet
Dim exPath As String
For Each ws In Worksheets
exPath=ThisWorkbook.Path & “¥”& ws.Name & “.pdf”
ws.exportasfixedformat _
Type:=xlTypePDF, _
Filename:=exPath, _
Quality:=xlQualityMinimum //クオリティを小さくすることでデータを軽くする
Next
End Sub
PDFの作成 6.グループ化したシートを1つのPDFファイルとして保存する
グループ化したシートを1つのPDFファイルとして保存する
●ソース
Sub sample4( )
Dim exPath As String
exPath=ThisWorkbook.Path & “¥test4.pdf”
Worksheets(Array(1,3)).Select //作業グループとしてワークシートの1つ目と3つ目を選択する
ActiveSheet.ExportAsFixedFormat _
Type:=xlTypePDF, _
Filename:=exPath
Worksheets(1).Select
End Sub